初めてのフィルムカメラを買ってみた!PENTAX MZ-60 レビュー
みなさんこんにちは、HIRANONです。
この度は初めてのフィルムカメラを買ってみました。
実際に使ってみた感想と、フィルムカメラについて書いてみたいと思います。
今回僕が買ったフィルムカメラは、
PENTAXの MZ-60 というカメラです。
(このレンズの組み合わせでは撮影することはできません。レンズ PENTAX-M 28mm f2.8)
2002年発売のAFフィルム一眼レフカメラです。
ハードオフにて本体のみ、1100円で購入しました。
視野率90%だったりボディが全体的にプラスチックでチープだったりしてエントリー機って感じがしますが、個人的に初めてのフィルムカメラだったのでちゃんと動けば多少チープでもいいや。なんて思ってました笑
まず最初にMZ60を触ってみてを持ったのはグリップが小さく若干持ちずらい。ってところです。ただ本体が一般的なデジタル機と比べて軽いので重いレンズを付けなければ何とかなると思いました。実際、僕は単焦点か28−80のレンズしか使わなかったので重さは特に感じませんでした。
次にAF性能ですが、精度はそこそこと言った感じです。速さは街中でスナップ写真を撮る分には十分だと思います。フィルムカメラなのでMFモードに切り替えてMFで楽しむのもアリだとは思いました。
そしてこのMZ60の残念な点としては、MF専用のレンズが使えないということです。
PENTAXにはいいMFレンズがたくさんあるのにそれが使えないのは少し残念でした。
ただなぜかDAーSMC 50mm f1.8はシャッターは切ることができました。
絞りの[A]がついてなくても動作したのは驚きました。
このようにケラれることもなく、問題なく使えました。
絞りも問題なく設定でき使えました。
次に、コストについてです。
初めてフィルムを買ったので相場などは詳しくは知りませんが、
今回はコダックのUltra Max 400というフィルムを約1240円で買いました。
また現像にはカメラのキタムラさんでデータ化も含め約1350円でやってもらいました。
合計は2560円でした。
正直デジタルに慣れてると24枚撮るのに2500円以上もかかるのは大きい出費だと思いました。
調べてみると郵送して現像してくれるサービスもあるみたいで、そちらの方だと現像費はもう少し安くできそうでした。((((超プリなど...
ここからは実際に現像した写真を見て感じたことを紹介します。
まずはこちら、
駅前の居酒屋さんのお店の前に置いてあったタヌキの置物を撮って見ました。
フィルムと聞いて僕の中では画質が悪いイメージがありましたが、思ってたよりも画質がよく、スマホやタブレットで見る分のは問題ないと感じまた。ただこれはカメラ屋さんなどでデータ化してもらう時の品質にもよると思いますので一概には画質がいいとは言えませんね。また画質がいいと言っても解像感なのかノイズの少なさなのか人それぞれの判断基準があると思うので好み次第だと思います。
そしてこのKodak ultra Max 400の仕上がりについては、
全体的に優しい感じで暖色系の色みだと思いました。またデジタルカメラでISO感度をあげた時に出るようなノイズとは違った感じのつぶつぶ感のあるノイズ?が出ててデジタルにはない仕上がりだと思いました。(←多分これはフィルムの特性だと思う)
また、撮影中に思ったのは
撮った後に画像がすぐに確認できないことが意外にもワクワクすること、
フィルムが巻き上げられてる音がして普段の撮影よりも新鮮さがあったことです。
最初は撮ってその場で画像が確認できないのは不便だろ!って思ってましたが、実際につかてみると意外にも出来上がるまでがワクワクしました。
最後にこれからについてですが、
今後このフィルムカメラを使うことはしばらくは無いと思います。笑
理由はいくつかあって、やっぱりそれなりのコストがかかること。
また現像の手間がかかることなどです。
(他にもカスタムイメージが使えないことや、連写の速度などもありますがそう言ったのはフィルムカメラに求めるのはちょっと違うかなと思うのでここでは深く書きません)
コストや多少の時間がかかるのは不便ですがそれも込みで楽しめるのがフィルムカメラだと思います。
これからは、県外の旅行の時や夏休みなどの時間があるときにちょこちょこ使いたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
2022/4/29